肘には、上腕骨と橈骨、尺骨の3本の骨で構成されており、肘の曲げ伸ばしや、手首や指の曲げ伸ばしをする筋肉が
付着している部位です。
腕の使い過ぎや、野球のバッティング、ゴルフのスイング、テニスやバドミントンなどのラケット競技などでも負担のかかる部位となります。
肘の関節周りには、筋肉だけでなく尺骨神経や靭帯もあるため、シビレが手や指先まで出たり、スポーツによって靭帯を損傷したりと慢性的な筋疲労による痛みから、シビレ、靭帯損傷といった幅広い症状と要因がおこります。
肘や手首のどのような動きで痛みが出るのか、どの指に力を入れると痛みが出るのかなど細かく評価することで、ピンポイントで原因となっている筋肉に治療を施すことができ早期改善となります。
尺骨神経は、肘部管という肘の内側にあるトンネルを通り小指にかけて支配しています。
よく、机の角に肘の内側をぶつけて手がシビレた経験をしたことがあると思います。これが尺骨神経によるシビレです。
筋肉、靭帯、神経により治療のアプローチの仕方が全然違うので、評価をしっかりすることで症状に合ったアプローチ法を
提供致します。