症例

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◎腰痛

40代 女性(会社員)

【お悩み】

朝の起床時に起き上がれないほどの腰痛で、くしゃみをした時や歩行時にも痛みを伴う。

整形外科に受診しレントゲンを撮り、腰椎と仙骨(臀部の中心の骨)をつなぐ関節が潰れていて、痛みと付き合っていくしかないと診断される。

 

【来院の動機】

お仕事や日常生活にも支障があり、他の治療院でも色々治療を受けてきて起き上がれるようにはなったが痛みは残ったまま、そこからはなかなか改善されず当院に来院。

 

【当院での評価判断】

一番の痛みは起床時の痛みという事で、体幹の動きや股関節の動きなどをチェックしたところ、前屈動作で骨盤の動き(前傾)が全くなく、痛みも強くなる。

股関節を内側に捻る動きも腰に響く痛みがある事から、骨盤・股関節の可動域制限が腰椎に負担がかかっていると判断。

 

【治療の流れ】

1回目

骨盤の前傾に制限をかけている部位2カ所と、股関節内旋に制限をかけている部位2カ所に「可動域制限の改善」「柔軟性の確保」を目的に鍼治療、マッサージ、ストレッチを施す。

施術後、前屈動作での激痛が緩和され可動域も膝下までしか届かなかった指先が、つま先まで届くようになる。

(まだ痛みは少し残っている)

使えていない筋肉にトレーニング機材を使って刺激を入れ、前傾時の正しい筋肉の使い方が出来る様に促す。

※他に肩こりもある為、そちらの施術も行なっております。

 

2回目

前回の施術前程の痛みではないが、少し症状が戻る。

施術内容は同じ。

 

3回目~5回目

日に日に良くなってきて、起床時も前屈時も気にならない程度の痛みになる。

 

6回目

起床時、前屈時の痛みもなくなり違和感に変わる。可動域も常に指先が床に届くようになった。

くしゃみ時の痛みのみとなる。呼吸筋に施術を行う。

 

7回目

違和感もくしゃみ時の痛みもなくなり、全身的にバランスを整える施術に変更。

トレーニングも腰痛に対しての種目の他に、肩こり予防の種目も追加。

 

以降は定期的に予防と、メンテナンスで通われています。

◎腰痛

50代 女性(会社員)

【お悩み】

朝起きた際に、突然腰が痛くなった。腰痛は初めてで当初は何もしていなくても痛みがあり仕事にも、日常生活にも支障をきたしている。

 

【来院の動機】

数日経ち、腰全体的に痛かったが右側だけの痛みになる。

しかし、まだ起床時の痛みや靴下を履く動作などでの痛みが強く残っていて来院される。

 

【当院での評価判断】

起床時の痛み、靴下やズボンを履く動作での痛みなどを訴えていたので、腰回りや股関節の動作確認とアライメントの確認をしたところ、「右の骨盤が後傾」「前屈や脚上げの際に右側の骨盤があまり動いていない」などの異常がみられた。

これらの事から、骨盤の歪みと骨盤の可動域制限が腰椎とその周りの組織に過剰な負担となっていると判断。

 

【当院での治療】

1回目

右骨盤を後傾へ引っ張っている要因となる部位に、「骨盤のアライメント不良」「骨盤の可動域改善」を目的に、鍼灸治療とマッサージを施し柔軟性を確保する。

腰部の筋肉も過緊張を起こしているため、こちらにも鍼灸治療とマッサージを施す。

一度、動作を確認したところ起床時も靴下やズボンを履く動作も痛みが軽減したが、右脚を高く上げると下肢が外旋する。

股関節の詰まりと外旋作用を持つ縫工筋にアプローチをしたところ痛み消失。

 

2回目

仕事で座っていることが多く、椅子から立ち上がる瞬間の動きはじめの時の痛みに変わる。

動いてしまえば痛みはない。

人間の身体は最初にインナーマッスルが働き、関節を安定させてからアウターマッスルで動かすことでスムーズな動きとなるため、初動作での痛みはインナーマッスルに原因があると判断し、腰椎を安定させる腰部多裂筋と股関節と腰椎を繋ぐ腸腰筋に鍼灸治療とマッサージを施す。

初動作での痛みも改善する。

 

以降は、痛みは再発しておらず予防で通院中です。




◎肩の痛み(腱板炎)

60代 男性

【お悩み】

 

ゴルフをしていて転倒時に変な手を着いた際に、肩を痛めた。

4ヶ月程経つが状態は変わらず腕を上まで挙げることができない為、ゴルフも出来ず日常生活にも支障をきたしている。

整形外科にて五十肩と診断を受ける。 

 

【来院の動機】

腕が挙がるようになりたいのと、ゴルフも再開したい。

日常生活も不便なく過ごせるようになりたい。

4ヶ月も経つが回復の兆しがなく困っていたところ、知人に当院を紹介してもらいご来院。

 

【当院での評価判断】

肩関節外転90°(腕を真横に開いた状態)で激痛が起こりそれ以上は自力では挙げることが困難。90°を過ぎると痛みはあるものの挙げられるようになる。この独特な症状により「腱板炎」ではないかと判断。

肩関節の動きをチェックしたところ、肩甲骨の動きが全く出ていないことから、ローテータカフ(腱板筋群)が全体的に筋緊張が生じていると判断。

なるべく動かさない様に安静にしていた期間が長かった事で、関節を包んでいる関節包の拘縮もみられた。

 

【治療の流れ】

1回目

肩甲骨の動きを出す為、肩甲骨周りの筋肉を緩める目的で鍼治療とマッサージを行う。

 

関節包の拘縮を改善する目的で、関節にダイレクトでストレッチを行う。

※治療後は痛みは残るものの軽減していて、腕も上まで挙げられるようになった。

 

2回目・・・1週間後

前回の治療後、2日後くらいに再び挙げられなくなった。

引き続き同じ治療を行う。

※今回も治療後は上まで挙げられるようになる。

 

3回目・・・1週間後

 

前回の治療後、4,5日は状態が良かった。1回目よりいい状態を維持できる時間が長くなった。

引き続き同じ治療を行う。

 

4回目・・・1週間後

来院するまで腕が上まで挙げれる状態を維持できている

肩関節の動きがスムーズになっており、関節包の拘縮は改善された様子なので、関節包へのアプローチは終了した。

肩甲骨周りの筋緊張緩和に重点を置き鍼治療とマッサージを続け、肩関節の可動域が上がってきたので運動療法を追加で行う。

 

自宅でラジオ体操もできるようになり、また状態が戻らないように続けて来院されています。

◎肩の痛み

20代 男性(会社員)

【お悩み】

野球をしていてバッティングの際に脱臼してしまい、日にちが経つにつれて痛みも可動域もある程度は回復したが、

残りの痛みが改善していかない。

投球動作や、肩を回す動作で痛む。

 

【来院の動機】

痛みなくボールも投げれるようになりたく、スポーツ障害に強い鍼灸院を探している中、当院が当てはまり来院。

 

【当院での評価判断】

肩周りのアライメント(姿勢)をチェックしたところ、肩甲骨の位置がズレている。

肩関節の動きでは肩甲骨と鎖骨の動きも悪く、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨をつなぐ関節)にも引っ掛かりが生じている。

肩甲骨のズレが関節の引っ掛かりにも影響していて、インナーマッスルの機能低下により肩関節の不安定性があるまま

動かしていて痛みが生じていると判断。

 

【治療の流れ】

1回目

肩甲骨の位置の調整をする為、ズレに影響を及ぼしている筋肉を緩める目的で鍼治療とマッサージを行う。

腕を挙げた状態で頭より後ろに腕が行こうとすると可動域制限がかかるため、大胸筋などの胸周りをしっかりほぐす。

※治療後痛みや引っ掛かりがなく肩を回せるようになる

数日すると引っ掛かりが出てくるが、痛みは前ほどではない

 

2回目

引き続き同じ治療を行う。

※数日経っても引っ掛かりも少なくなってくる

 

3回目

懸垂しようとぶら下がった際に違和感がある

肩関節の安定性を出す(筋肉の収縮力を高める)目的で、肩周りのインナーマッスルに打った鍼にパルス(電気)を流し、

電気の力で筋収縮を起こさせる。

※その後の懸垂も違和感が減ってきた

 

4回目~5回目

前回よりも状態は改善してきているので引き続き同じ治療を施す

※懸垂でも気にならなくなってきた

 

6回目

鍼に流していたパルス治療を終了し、肩関節周りが固くならないよう筋肉とツボへの置鍼に変更。

良い状態を維持できる体質に変化してきている。

 

その後は定期的にケアで来院されています。

上肢



◎橈骨神経麻痺

60代 女性(主婦)

【お悩み】

自宅でバランスを崩して転倒した際に肩関節を下方脱臼してしまい、合併して橈骨神経麻痺を併発。

手首、親指~中指に力が入らず全く動かせない為、料理も出来ないしお箸も持てないなど日常生活全般にできることがなく困っている。

整形外科で6か月後の回復状態がそのまま後遺症として残ると言われ、ちゃんと動かせるように回復したい。

 

【来院の動機】

神経麻痺などの神経症状には鍼治療が有効と聞き、ネットで調べてプロ野球選手のトレーナーをしているという事からリハビリや機能回復の為のトレーニングなどに詳しいと思い当院に来院。

 

【当院での評価判断】

肩関節脱臼後の肩関節の痛み、拘縮もあり肩周り全体の筋肉が過緊張している。

橈骨神経の神経伝達が通っておらず、橈骨神経支配の筋肉が反応しない為、手首から先が脱力状態。

 

【治療の流れ】

1週間に1~2回の治療を4ヶ月行なった。

1回目~

肩関節の拘縮と過緊張を取り可動域を出す為に、マッサージを行う。

※首から肩にかけて帯状疱疹も出ていた為、肩への鍼治療は行わない

橈骨神経の神経伝達を促すために、橈骨神経に対してパルス鍼(鍼に通電)を行なう。

麻痺により動かせない筋肉の自発的収縮を促す為のトレーニング(リハビリ)を行なう。

 

治療開始から1ヶ月半

肩関節の痛みが無くなり可動域も上がってきた。帯状疱疹も無くなったので肩周りにも鍼治療を行なう。

橈骨神経麻痺に対しては、引き続きパルス鍼を行なう。この時点では、まだ動かせる様子はない。

 

治療開始から2ヶ月

肩の痛みも可動域も良好なので肩の治療は終了して、橈骨神経麻痺の治療のみ。

まだ動かせないが、筋肉の収縮は少し見られるようになってきた。

 

治療開始から2ヶ月半

指が動かせるようになってきたが、なんとか軽い物をつかめる程度の力。

手首は、他動で背屈してあげると背屈を維持できる程度になってきた。

 

治療開始から3ヶ月

箸を使って食事が出来る様になってきたが、まだスムーズではない。

手首もゆっくりなら自分で動かせるようになってきた。

チューブや軽めの重りを使っての負荷をかけたトレーニングに移行。

 

治療開始から4ヶ月

手首と指の動き、力の入り具合も完全に回復し日常生活も普段通り過ごせるようになった。

治療終了。

◎右肘の痛み・左指の痛み

40代 男性 (会社役員)

【お悩み】

ゴルフをプレーしている最中とプレー後に右肘内側の痛み、左手の中指と薬指の痛み

 

【来院の動機】

数ヶ月、他の治療院に数ヶ所通ったが改善されず、当院の患者様のご紹介で来院

 

【当院での評価判断】

【右肘】:上腕に対して前腕が内側に捻じれていて、肘を曲げる方向に力を入れると痛む。

回内筋が過緊張していることで、前腕が内側に捻じれ(回内)ている。それにより反対の回外作用を持つ上腕二頭筋の付着部に牽引ストレスがかかる事で痛みが出ている。

【左中指、薬指】:クラブを握る事で指の屈曲作用のある屈筋と中手骨間の骨間筋が拘縮していて、指が伸ばせなく伸長ストレスによる痛みが生じていると判断。

 

【治療の流れ】

1回目

【右肘】:肘の回内を改善するために回内筋をほぐし、疼痛緩和目的で超音波治療を患部に行う。

ほぐした後に肘を曲げる方向に力を入れても痛みがなくなる。

前腕の回内を矯正する目的で、回外方向に引っ張る様にテーピングを巻く。

【左中指、薬指】:前腕内側~手掌にかけてほぐし、浅指屈筋と中手骨の骨間筋に鍼治療を行う。

拘縮が緩和したところで、手首~指まで反る様に前腕内側のストレッチを行う。

※治療後は痛みなく力も入れる事が出来る様になる。

ゴルフをすると痛みが戻ってくる。

 

2回目

肘、指共に前回同様の治療を行う。

※数回のゴルフをすると痛みが出てくるが、前ほどの痛みではなくなる。

過緊張と拘縮が緩和した状態を維持できるようになってきた。

 

3回目以降

【右肘】:ゴルフ中の痛みがなくなってきたので、超音波治療をやめる。

超音波治療をしなくても肘を曲げて力を入れても痛みなく力を入れられる。

【左中指、薬指】:拘縮も少し緩和してきたので、鍼治療をなしにしてほぐしとストレッチのみに変更

※治療を重ねるにつれ、どんどん良くなってきている。

 

6回目以降

ほとんど痛みが気にならずゴルフもでき、ゴルフ後も気にならなくなる。

※予防も兼ねて定期的にケアしていく。

下肢



◎坐骨神経痛

50代 女性(主婦)

【お悩み】

椅子から立ち上がる際、座る際に中腰になると臀部に痛みが走る。

 

【来院の動機】

坐骨神経痛がなかなか改善せず悩んでいる際に、当院に来院されている患者様のご紹介により来院。

 

【当院での評価判断】

骨盤の前傾が強く坐骨神経に伸長ストレスがかかっている。

座る際、立ち上がる際に臀部の過緊張により上手く使えておらず、腰部・下肢に負担がかかっている。

 

【治療の流れ】

1回目

臀部の過緊張の改善目的で梨状筋、骨盤の前傾の改善目的で腸腰筋・内転筋をマッサージ、鍼治療を行う。

骨盤のバランスを整える目的で、後方へ骨盤を引っ張るために機材を用いて大腿部後面(ハムストリングス)のトレーニングのレッグカールを行う。

※治療前ほどの痛みは改善しているが、少しまだ痛みが残っている。

 

2回目

運動すると前回の治療前と同じ程の痛みが発症する。

臀部を上手く使える様に、臀部の抵抗運動を行う。

座る際、立ち上がる際に必要な臀部から下肢の連動を出来る様に、下肢伸展の抵抗運動を加える。

※治療後は座る動作、立ち上がり動作で痛みなくなる。運動中は激痛ではないが痛みは少し残る。それから立ち上がり時の痛みもたまに出る。

 

3~5回目

臀部から下肢の連動がしっかり出来る様になるまで、2回目の治療を続ける。

※痛みの度合いは減ってきたが、そこから平行線。

 

6回目~7回目

臀部、下肢がしっかり使える様になってきた。

立ち上がり時に腕が前にあると痛みが強くなるので、広背筋をマッサージすると痛みなく立ち上がれる。

※痛みも減り、運動しても痛みが強くなることがなくなる。

 

8回目~

抵抗運動とトレーニングを止め、広背筋のマッサージと鍼治療を中心に行う。

※痛みが出なくなってきたので、今では再発予防として定期的に治療を続けている。

◎股関節の痛み、詰まり

20代 女性(エステ)

【お悩み】

仕事をしていて立ち仕事が多く、脚に体重をかけて施術をしていると股関節に痛みと詰まりが出てくる。

 

【来院の動機】

最初は美容鍼で来院。

骨盤の歪みなどもあり、治療も行なう。

 

【当院での評価判断】

膝で弧を描くように脚を回すと、対側に行くときに股関節に詰まりが生じる。→内転筋群の収縮性低下

股関節の内旋で、引っ掛かりが生じ可動域制限がある。→下肢外旋筋群の過緊張

 

【治療の流れ】

1回目

腰部の捻転が行いやすくする目的で、腹斜筋をマッサージ、鍼治療を行う。

内転筋の収縮性低下により、股関節で挟み込んでしまい引っ掛かりが発症していた為、それを改善する目的で内転筋群のマッサージとストレッチを行う。

※痛みや詰まりは治療後は改善するが、仕事をして疲れてくると再発する。

 

2回目

前回ほどではないが、再び痛みと詰まりが発症する。

右よりも左の方が詰まり感が強い。両方の大腿筋膜腸筋と左の腸腰筋と縫工筋をマッサージをする。

※治療後、痛みも詰まりもなくなる。

 

3回目

仕事をしても痛みは出なくなり、詰まりだけになる。

2回目と同じ施術を行なう。

※仕事をしても詰まりも出なくなる。

◎膝痛

40代 男性(看護師)

【お悩み】

日頃からジムに通っており、ジムでのレッスン時やスクワットをした際、日常的な階段の降りる際の膝の痛み。

 

【来院の動機】

整骨院に通っていたが、具体的な説明がなく痛みが改善されず、ジムのインストラクターの紹介で当院に来院。

 

【当院での評価判断】

膝のストレッチ痛(屈曲時痛)は陰性、屈曲可動域制限なし。

しゃがんだりなど大腿部に力が入った状態での膝屈曲で痛み出現。→大腿部の筋が過緊張

※スクワット時に臀部をうまく使えていなく、大腿部で補うため過緊張が起こっていると判断

 

【治療の流れ】

1回目

運動時の過緊張の改善を目的に大腿部にマッサージ、鍼治療、ストレッチを行い、スクワット動作で大腿前面に負荷が偏らない様に、大腿後面のトレーニングを行う。

膝のサポートをするようにテーピングを巻く。

※痛みは軽減するも取り切れてはおらず数日で痛み戻る。

 

2回目

前回同様、運動時の過緊張緩和目的と、それに加え臀部を使えるよう機能向上を目的に臀部の抵抗運動を追加。

抵抗運動後はスクワット時も階段の降りる際の痛みが消失。

※レッスンでの激しい動きの際のみ痛みはあるものの、痛みの度合いは軽減

 

3回目

臀部の機能向上をメインに前回と同じよう施術

※レッスンでの痛みもなくなり、張っている感覚に変化

 

4回目以降

臀部を使えるようになった体質を維持する為に、臀部の抵抗運動は継続

張っている感覚を改善するようマッサージ、鍼治療、ストレッチを行っている

※今後、予防も兼ねてトレーニングも追加していく

◎アキレス腱周囲の痛み

30代 女性(会社員)

【お悩み

歩行時と踏み込み時にアキレス腱に激痛が走る。

日に日に痛みが強くなってきて、立位(足を着く)でも激痛で歩行困難。

 

【来院の動機】

アキレス腱周囲炎と整形外科で診断を受ける。

以前にもアキレス腱が痛くなった時よりも、長引いていて日に日に痛みも強くなってきた為、当院に来院。

 

【当院での評価判断】

荷重がかかると痛みが出現。

ストレッチ痛はなく関節に近い所とアキレス腱にも圧痛がある。

偏平足で踵が外反している。

骨盤にも歪みがあり左右差が見られる。

これらの事から、足関節周りの筋力低下、下肢ののアライメント不慮により足関節のズレが生じアキレス腱に負担がかかり痛みになっている可能性があると判断。

 

【治療の流れ】

1回目

骨盤の歪みと偏平足の影響となっている筋肉にマッサージと鍼治療を行い緩める。

足関節のズレを正しい向きにする為、テーピングで矯正。

 

2回目

前回の治療では、大きな変化は見られず。

違う視点から再評価をし、つま先を内側に向けている方が荷重時も楽という事がわかり、つま先が内側に向きやすいように臀部の筋緊張緩和、内転筋と足関節周りの筋力向上を目的にマッサージ、鍼治療、ストレッチ、抵抗運動を行う。

 

3回目

前回から痛みが半減。

引き続き同じ治療を行う。

 

4回目

痛みがだいぶ改善され、歩けるようになった。

自宅でできる足首周りのトレーニングなどのホームアドバイスを行う。

 

◎魚の目

30代 男性 (会社員)

【お悩み】

歩いていて踵にできた魚の目に痛みや違和感があり気になっている。

 

【来院の動機】

以前にも魚の目ができた際に鍼灸治療で良くなった経験があり、職場の近くで鍼灸院を探していたら当院を見つけ来院。

 

【当院の評価判断】

股関節の歪みから体重が踵重心になっている。

脚の接地時に荷重のかかり方が踵に偏っている事で、より負荷のかかっている所に魚の目ができている可能性があると判断。

 

【治療の流れ】

後傾している骨盤の歪みを改善するために、臀部~下肢後面の固さをマッサージ、鍼治療で緩めていく。

魚の目の周りを囲むように鍼を刺し、抜鍼後にお灸をすえる。

※この治療を1回/週のペースで継続する

 

約4ヶ月後、大きさが小さくなってきた事がわかる。

更に約2ヶ月後、完全に消失。

 

※治るまでのスピード、効果には個人差がございます。