前十字靭帯は膝の中にある靭帯で、大腿骨に対して脛骨(すねの骨)が前方にズレないように安定させている靭帯です。
主にスポーツでの受傷が多く、下記のような原因があります。
①非接触型・・・ジャンプの着地、急な方向転換など
②接触型・・・・・交通事故、タックルを受けるなど
前十字靭帯は血流が乏しい為、一度切れてしまうと自然治癒の可能性は低いです。
損傷度合いによりますが、完全断裂などのような重症度の高い損傷は、手術(再建術)をしないと靭帯の機能を失います。
靭帯を損傷することで、膝の安定性が欠如し不安定な状態となってしまいます。
しかし、手術をしなくても膝の安定性を高めるための手段はありますので
手術を悩んでいる方、手術をしたくない方はご相談ください。
靭帯は血流が乏しい部位もあり、自己修復が難しい場合もあります。
靭帯の機能を取り戻すためには、再建術や縫合手術になります。
しかし、膝周りの筋肉をしっかり鍛えることで、手術をしなくても不安定感を解消することは可能と考えております。
靭帯を損傷したことにより、関節内での内出血や腫れ、痛みなどにより関節の可動域の低下、不安定感が起こります。
可動域をしっかり出す事、周りの筋肉をしっかり鍛え安定性を図る事が重要と考えております。
手術後のリハビリも納得いく状態まで期限を気にすることなく行えます。