スポーツをしていて発症することがほとんどである疾患です。
二関節筋という2つの関節をまたいでいる筋肉に起こる事が多く、筋肉が伸ばされながら収縮することで
収縮力に耐えられず、筋肉の線維が切れてしまうことが「肉離れ」です。
線維が微細に切れることを「微小断裂」・・・Ⅰ度損傷
部分的に切れることを「部分断裂」・・・・・Ⅱ度損傷
完全に切れることを「完全断裂」・・・・・・Ⅲ度損傷
肉離れは痛みが治ったとしても、切れた傷口で血が固まり硬い組織を介して線維が繋がる事が多い為
癖になりやすく、予後のケアをしっかりしないと再発しやすい疾患です。
肉離れを起こした筋肉は、過緊張を起こし固くなります。固くなった筋肉は縮まろうとする性質があるため、余計に傷口(患部)を引き離す方向に作用してしまいます。
患部の周囲の柔軟性を改善し、傷口を近づけておくことが、早く治すために重要だと考えております。
①アイシング
肉離れが発症したことで、炎症反応が起こり患部に熱感、発赤、腫脹、疼痛がみられます。
冷やすことで炎症反応の鎮静を行ないます。
②鍼治療
患部周りの筋肉が硬直し固くなっているので、患部周囲に鍼を刺すことで血流促進による筋弛緩効果が期待でき、
傷口を近づける事を狙っています。
③手技
痛みが出ない範囲内で、ストレッチを行い患部筋の柔軟性を確保します。
状態に合わせて徒手療法で筋弛緩をさせていきます。
④テーピング
患部の安静を図るため、テーピングで筋肉を寄せて傷口を近づけるようにサポートします。
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